スポンサーリンク
こんにちは!
吉岡友希です。
今日は、少し足を延ばして山形県の『銀山温泉』まで来ましたよ。
『銀山温泉』は、静かな山間の道をたどると現れる、まるで時計の針を巻き戻したような街並みなんですね。
この『銀山温泉』の名は、江戸時代初期に銀の採掘地として栄えた「延沢銀山」に由来しているそうです。
元禄2(1689)年に廃山になった後は湯治場としてにぎわいましたが、大正2年に、温泉街の中心を流れる銀山川の大洪水により、建物が流され、痛手を受けたんです。
ですので、現在ある建物は、大正から昭和初期に建て替えられたものなんですよ。
その後、「銀山温泉家並保存条例」が制定され、景観が損なわれないように大切に守られている街並みなんですね。
銀山川の両側に、3階、4階建ての和洋折衷(わようせっちゅう)の木造旅館が並ぶ様子は、まさに大正浪漫の世界です。
レトロな雰囲気が漂う旅館でゆっくりと過ごしてみたり、足湯や共同浴場を回ったりするのもいいですよね。
また、幻想的な銀鉱山跡の洞窟や、涼しげな滝を眺めて癒されてみてはいかがでしょうか?
夜になると雰囲気がガラリと変わります。
橋の上にガス灯がともり、風情ある街並みになるんですよ。
二日目のランチには、少し足を延ばして、尾花沢、村山、大石田にある「そば街道」へと参りましょう。
伝統を受け継いだ、香り高い十割の板蕎麦がおすすめですよ。
『銀山温泉』のノスタルジックな温泉街をのんびりと歩きましょう。
『銀山温泉』の開湯は、寛永時代(1624~1643)です。
銀山の鉱夫が偶然見つけたことが始まりとされています。
大正2年に起きた大洪水で建物が流されて、湧出量も減ってしまいましたが、昭和元年にボーリングが行われて旅館も次々と再建しました。
それで、今ある建物は、大正から昭和初期に建て替えられた建物が軒を連ねているんですね。
もう100年近い建物ばかりなんですよ。
また、無料で利用できる源泉かけ流しの「和楽足湯わらしゆ」で歩き疲れを癒すこともできるんですよ。
夜の『銀山温泉』の夜景は、川にかかる橋の上にノスタルジックなガス灯が灯ります。
このガス灯の灯りが川面に映り素敵な夜景を演出してるんですよ。
なぜか、初めて見る景色なのに郷愁を覚えますね。
〔銀山温泉〕
所在地:山形県尾花沢市大字銀山新畑
駐車場:30台(共同駐車場 無料)
TEL:0237-28-3933
銀山温泉HP:http://www.ginzanonsen.jp
『能登屋旅館』は登録有形文化財の宿なんです。
『能登屋旅館』は銀山温泉の中でもシンボル的存在の老舗旅館なんですよ。
時代を経た建物の中は、時の流れも緩やかに感じますね。
静かに落ち着いた気持ちで接するとこの長い年月を経験した建物が話しかけてくるような雰囲気です。
大正浪漫の世界に浸ることができますよ。
『能登屋旅館』は、明治25年創業の温泉旅館です。
風情ある街並みの中でもひときわ目をひく入母屋造りの4階建ての建物は、「国の有形文化財」にも登録されている重要な建物でもあるんですよ。
ちょっと、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」に雰囲気が似ていると思いませんか?
右手の大きく記された名前、気になりますよね?
これは、銀山開拓の祖にして『能登屋旅館』の創業者の名前なんですよ。
「木戸佐左エ門きどさざえもん」と読むそうです。
温泉は、男女合わせて全部で6ヶ所で、開業当時より元湯とする地下の源泉風呂は、貸切風呂で、あいていればいつでも入浴可能なんですよ。
『能登屋旅館』は、お料理やサービスでも人気が高いんですよ。
素敵な旅館ですね。
〔能登屋旅館〕
所在地:山形県尾花沢市大字銀山新畑446
宿泊料金:1泊2食付 18510円~。IN14:00 OUT10:30 日帰り入浴不可
TEL:0237-28-2327
駐車場:25台
能登屋旅館HP:http://www.notoyaryokan.com
『共同浴場しろがね湯』で立ち寄り湯を楽しみましょう。
『共同浴場しろがね湯』は、日本を代表する建築家・隈研吾氏(くま けんご)の設計により、平成13年に建て替えられた共同温泉施設なんですよ。
1階と2階に浴場があり、日替わりで男湯と女湯が入れ替わります。
浴場は、決して広くはありませんが、モダンな造りと素朴さを兼ね備えたデザインですね。
うす暗い空間にやわらかな光を間接照明で演出しているんですよ。
大人の落ち着いた空間でオシャレですね。
〔共同浴場しろがね湯〕
所在地:山形県尾花沢市銀山新畑433
営業時間:8:00~17:00 無休(1~3月は不定休)
入浴料金:500円
駐車場:共同駐車場
TEL:0237-28-3933(銀山観光案内所)
しろがね湯HP:https://ginzanonsen.jp
白銀の滝(しろがねのたき)でマイナスイオンを浴びて癒されましょう。
温泉街の周辺は散策するのにピッタリな自然豊かな場所が多いんですよ。
『白銀の滝』は、銀山川の上流で白銀公園の入口にある、落差22mの滝なんですよ。
向かって右側の滝は迫力のある水しぶきを上げる滝で、水量の少ない左側の滝は、まるで細い絹糸がよりあうような繊細な滝です。
静けさと荒々しさが競演する二本の瀑布は、まるで夫婦の滝のようです。
〔白銀の滝〕
所在地:山形県尾花沢市大字銀山新畑450-1
TEL:0237-28-3933(銀山温泉観光案内所)
銀坑洞(ぎんこうどう)で銀山の歴史に触れてみましょう。
『銀坑洞』は、温泉地の名前の由来となった延沢銀山廃坑洞なんですよ。
国の史跡に指定されており、銀山最盛期の面影が垣間見えます。
内部は歩きやすい遊歩道や照明が整備されています。
岩肌をライトアップしていますので、幻想的で神秘的な陰影をつくり出しています。
〔銀坑洞〕
所在地:山形県尾花沢市大字銀山新畑443
TEL:0237-28-3933
注意:12~4月は閉鎖されます。
大石田のそば街道、『手打ち大石田そば きよ』でランチして帰りましょう。
山形県中央部には、全国的に有名なそば街道が存在するんですよ。
『手打ち大石田そば きよ』は、大石田のそば打ち名人と親しまれた「きよおばあちゃん」の味を、三代目が忠実に受け継ぐ人気店なんですよ。
店内は、民家を改築していますので、家庭的な雰囲気です。
田舎のおばあちゃんのお家でおそばを頂いている感じなんですよね。
やや細めの十割そばは、独特のコシがあり、香り豊かですね。
噛めば噛むほどに広がるそば本来の甘みと風味が、甘めのおつゆと本当によくあいます。
昼過ぎには売り切れることもあるので、早めに訪れることをお薦めします。
艶やかで喉ごし滑らかな、板そば(普通盛り)800円。がおすすめです。
この旅の最後の締めくくりはこちらのお蕎麦屋さんで決まり!ですね。
〔手打ち大石田そば きよ〕
所在地:山形県北村山郡大石田町大字横山736
営業時間:11:00~16:00(昼過ぎに売り切れる場合もございますのでご注意を)
定休日:木曜日
TEL:0237-35-4245
駐車場:約20台(無料)
いかがでしたか?
山形県の情緒ある温泉で日頃の疲れを癒してみませんか?
歴史ある温泉宿は、きっとあなたとあなたの大切な人も満足すると思いますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
スポンサーリンク