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こんにちは!
吉岡友希です。
今日は、千葉県の南東部、大多喜町の平沢地区は、上質な筍(たけのこ)の産地として有名な土地です。
竹の種類は一般的な孟宗竹(もうそうちく)ですが、小さいうちに掘り出されえた白っぽい色をしたものは、黄金筍と呼ばれ、苦みやエグみが少ないのです。
大多喜町の土壌は酸性白土という粘土の一種になっており、この土が美味しい筍を育む理由だと考えられています。
掘りたてはあく抜きせずに刺身で食べることができ、シャキッとした食感と口の中に広がる春の香りが素晴らしいです。
焦がさないように丁寧に炭火で焼いたものは、香ばしさとほっくりと甘い味わいが愉しめます。
筍は流通に乗ると、他の地域のものと混在してしまうので、平沢産の筍を食すためには、現地を訪れるのが、確実です。
東京からは車で約3時間ほどで到着します。高速道路を降りて山の間を縫い、トンネルを抜けると静かな里山が現れます。
その最も奥に、採れたての黄金筍が食べられるお店が、『竹仙郷』があります。
広大な敷地を持つこのお店では、様々に料理された筍が堪能できるはもちろん、品種にこだわって育てられた、採りたての旬の野菜も味わうことができます。
春の息吹を感じる為に、以前、紹介しましたが、養老渓谷を訪れましょう。
紅葉で有名な景勝地ですが、新緑の季節は爽やかな風が通り、凄く気持ちがいいのです。
僕、個人的には、養老渓谷はこの季節が一番好きです。
春の味覚の王様、黄金筍を秘境で味わう。
竹仙郷は、大多喜町平沢地区の採れたて筍をふんだんに使った料理が楽しめる、完全予約制の食事処です。
食事だけでなく、筍堀りや、山菜採りといった里山体験もでき現代では滅多に味わえない貴重な一日を過ごすことが出来ます。
3月~5月中旬の筍シーズンは予約が混みあうので、早めの連絡をした方が良さそうです。
5万坪に及ぶ広大な敷地には、筍をはじめ、多種多様な山菜が芽吹いて、お店で提供される山菜はどれも採れたてです。
山菜を見分けるためのカードが配布されており、食事客は山菜を自由に収穫することができます。山菜採りを目当てに長靴持参で訪れるリピーターもいるそうです。
里山の幸や、鴨川産の海の幸を炭火焼きでいただく、炉端焼き1人前4968円。
筍ご飯や、筍のお吸い物なども付き、まさに筍尽くしです。
筍と山菜の天ぷら1000円。を追加するのもいいですね。
どの食材も野菜ソムリエの女将さんが厳選しています。
新緑と清流を眺めながら春の息吹を体全体で感じる。
養老渓谷は、紅葉の名所として知られていますが、春の新緑の時期も素晴らしいのです。僕、個人的には、この新緑の時期が一番好きです。
養老川沿いは、ハイキングコースが整備されているので、車を降りて新緑の下をのんびりと散策しましょう。
4つの滝をめぐるコース、寺院や歴史遺産をめぐるコースなどがあるので、好みに合わせて選びましょう。
名産の筍と里山の幸お土産に
道の駅 たけゆらの里 おおたきは、地元の採れたて野菜や房総のおみやげが豊富に揃う道の駅です。
大多喜町で捕獲された猪の肉販売されており、食堂コーナーでは猪肉を使用した定食やカレーなどのジビエ料理が味わえます。
濃厚な味わいのソフトクリームも人気です。
豊かな自然に囲まれた、国道297号沿いにあります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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