スポンサーリンク
こんにちは!
吉岡友希です。
今日は、神奈川県の鎌倉の初夏の花をお届けします。
暦の上で5月は初夏ですね。うだるような暑い夏が始まると思うと気が重いですが、花を見ていると暑さも風情に感じられます。
初夏には、ハナショウブの群生や、梅雨空の鎌倉でアジサイを堪能したいですね。
『アジサイの宝庫』と言われる鎌倉では、200種類以上ものアジサイを見ることができるんですよ。
参道を覆う『明月院ブルー』の古来種ヒメアジサイや、40種類以上の群生を一度に見られる『長谷寺』の散策路など、鎌倉には何度も訪れたくなるアジサイの名所がてんざいします。
アジサイという花は、もともと日本原産で、ガクアジサイが原種です。手毬状に咲く一般的なあじさいにも大きく2種類あり、日本で育てられた古来種と、18世紀にヨーロッパで園芸用に改良され、逆輸入された西洋アジサイを由来とする品種があります。
野趣あふれる素材で可憐な古来種も、豪華な西洋アジサイも、どちらも古都鎌倉の初夏にしっくりとなじみますね。その様子は明治以降、多くの外国人や著名人が避暑地として過ごし、日本の伝統と西洋文化が、融合するこの街のようです。
閑静な住宅街には、築100年以上の旧華族の邸宅を改築したレストランが佇みます。ここはかつて総理大臣が利用し、GHQの将校クラブになった時期もあります。
地場野菜の彩り豊かなフレンチを味わいながらそんな歴史にも思いを馳せたいですね。
古民家を利用した発想豊かな中国料理の名店や、こだわりのパン店など鎌倉の魅力は尽きませんね。
明月院ブルー
明月院は、鎌倉を代表するアジサイ寺の一つです。明月院のアジサイは、咲いてからも日ごとに青を深め、鮮やかさを増していきます。
同時期には、3000本のハナショウブの咲く庭園が特別公開されます。本堂の円窓からの眺めも趣深いです。
境内には鎌倉幕府執権の北条時頼の墓所もあります。
見頃は、5月下旬から6月下旬で石段の参道に覆いかぶさるように咲く約2500株のアジサイは、ヒメアジサイという古来種です。
『明月院ブルー』と呼ばれる青一色に染まる情景は、しっとりと雨に濡れて、より研ぎ澄まされます。
長谷寺
長谷寺は、明月院と並ぶアジサイの名所です。奈良時代創建の鎌倉屈指の古刹で、本尊には、高さ9m超の十一面観音菩薩立像が安置しおります。眺望散策路からはアジサイだけでなく、鎌倉の街並みと海を見渡せます。極楽浄土を再現する境内には、回遊式庭園や弁天堂など、見どころが多数あります。
斜面に沿って、約2500株のアジサイが群生する眺望散策路は、絶景スポットですね。
境内では、四季を通して様々な植物が美しい花を咲かせます。
御霊神社
目の前を江ノ島電鉄が走る御霊神社は、左目を射られながらも敵を倒したという勇猛な武将、鎌倉権五郎景正公を祀り、地元では、『権五郎様』と親しまれています。社殿の背後の『紫陽花小道』には、様々な種類のアジサイが植えられています。
江ノ電とアジサイを撮影できるとして人気のスポットです。
ガクアジサイだけでなく、白やピンクのアナベルも可憐に咲きます。鳥居をくぐると、樹齢350年になる天然記念物のタブノキがあります。
浄智寺
浄智寺は、明月院の向かい側の山にひっそりと佇む禅寺です。鎌倉五山の第4位で、最盛期には総員500名を要する大寺院として繁栄しました。すり減った鎌倉石の石段や樹齢700年の大木など歴史を感じさせる境内は、国の史跡に指定されています。敷地内には、鎌倉十井の甘露の井があります。
自然豊かな旧華族の邸宅で、気取らない鎌倉流のフランス料理を
古我邸は、鎌倉三大洋館の一つで、築100年の節目にレストランに改装しました。
格調高くもシックで気取らない雰囲気の店内では、裏庭で育つ自家栽培の野菜や、和の食材を生かした鎌倉の四季を感じるフレンチが味わえます。
是非、予約を取って訪れたいですね。
ランチコースは5000円~
時が止まったかのような離れでいただく、枠にとらわれない大胆な中国料理
イチリン ハナレは、閑静な路地裏にひっそりと佇む古民家レストランです。
築地、東京チャイニーズ一凛の『離れ』として平成29年にオープンしました。客をもてなす時間と空間を大切に、発想豊かな中国料理を提供します。ゆったりとした時間の中、シェフとの会話を楽しみながら、満喫したいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
スポンサーリンク